サッカーユニフォームは赤色が一番強く見えると聞いたことがあって、所属しているチームのサッカーユニフォームを5年振りに作り、赤色にした。ところが、開幕して3戦全敗で勝てない。古いユニフォームにしようかとチームメイトと話したが、ユニフォームではないと結論して、今も赤色のサッカーユニフォームを着て戦っている。現在は3勝8敗、考えてみれば例年通りである。
スポーツクラブに行くことで恋に発展することもある。もっとも、初めはそういうつもりではなかったかもしれないが、好きな人ができてついついスポーツクラブ通いになることもあるだろう。男と女であれば恋愛はつきものであるために、そういうことは考えられるのではないかと思う。それでも、成就するかどうかは、別問題だ。
5月15日、福井県美浜町であるマラソン大会が開催された。「若狭湾の風光明媚(めいび)な景色を見ながら走ろう!」がキャッチフレーズの美浜マラソンだ。主催は美浜町。協力は関西電力。今年で23回目を迎える同大会はランナーの間では有名なイベントで、地元福井県のみならず全国から足に自慢のランナーが集まる。
スタート地点となっているのは、若狭湾に面した海岸公園。このスタート地点から約500メートル離れた場所に、東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で現在、1号機と3号機の運転再開のめどが立たない関電の美浜原発がある。
「今年はとくに多くの社員が動員されていますよ」
大会に参加した関電グループ企業のある社員はこう打ち明けた。今年の参加者は4365人で、過去10年で最多となった。同大会に協力する関電グループからの参加者が例年以上に多かったからだ。その数は明らかにされていないが、「関電関連だけで数百人はいるのではないか」(関係者)という。なかには数台のバスをチャーターして会場に乗り込んだ営業所もあった。
マラソン参加者だけではない。大会運営ボランティアとして美浜発電所や関電の協力会社などからも社員が参加。大会前のマラソンコース清掃をはじめ、当日の交通整理や給水地点での手伝いなどを行った。
関電が今年の大会にこれほどまでに力を入れたのは、東京電力福島第1原発事故の影響で、地元に広がりつつある原発に対する不安を少しでも払拭(ふっしょく)したいというねらいがあったからだ。東日本大震災と原発事故の後ということで、当初は大会の開催が危ぶまれたが「復興支援のために開催しましょう」(主催者)と決断したという。関電にとっては朗報だった。大会が例年通りに開催されて盛り上がれば、地元で原発に対する不安は広がっていないということをアピールすることになるからだ。
とはいうものの、ふたを開けると、やはり例年とは違った雰囲気の大会になってしまった。原発反対派の妨害を警戒したからだろうか。会場には多くの警備員の姿が見られた。毎年、開会式に出席している福井県の西川一誠知事。美浜原発をはじめとする県内の原発の運転再開に難色を示している立場からか、今年は出席を見送った。
ただ、関電の原発が美浜町の財政を支えているのは事実で、地元住民の多くもそれは理解している。地元のあるランナーの「マラソンコースとなっている海岸道路は関電が整備した」という言葉に、原発と“共存共栄”してきた美浜町の姿を垣間見た気がした。
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「絵を売って義援金に」。喜多方市美術館(福島県喜多方市)では、企画展の展示品を販売し、義援金に充てている。埼玉県深谷市の画家小林正直さん(46)の呼び掛けに応じたもので、これまでに44人が賛同し、作品を提供した。出展者らは「復興の役に立てて」と話している。
同美術館では、企画展「第16回2010公募:ふるさとの風景展in喜多方」を3月5日から27日までの予定で開催。全国からの応募作品のうち、入賞・入選した絵画など55点が展示されていた。しかし、同月11日に東日本大震災が発生したため、期間途中でいったん中止となった。
再開に向けて動く中、昨年大賞を受賞し、今年は招待作品を出品した小林さんが「絵を売って、福島への義援金にしたい」と提案した。「大賞で注目されるようになった。福島で画家の第一歩を踏んだ」と話す小林さん。絵を売ることは、「寄付も多くはできない自分が、画家としてできることだった」。
公立美術館で通常、展示品が売買されることはない。しかし、喜多方市美術館は「ありがたい申し出」(山形洋一館長)と受け入れた。「美術館としても何かできないか考えていたところだった」(同)といい、他の出展者らにも呼び掛けたところ、多くが賛同してくれた。その1人、主婦の阿部好江さん(63)は福島県出身。自身も仙台市青葉区の自宅で被災したが、「原発もある福島は深刻。少しでも役立てて」と、義援金に復興への願いを託した。
「ふるさとの風景展」は今月4日に再スタート。25万円の油絵を買った喜多方市の男性(44)は「作家にとって貴重な絵を復興のために提供するのは素晴らしい取り組みだ」と話した。同展は7月3日まで開催される。人気抜群の不動産担保ローンのご提案
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